VOICE
先輩の声
先輩の声 臨床工学技士
入職3年目
臨床工学技士
~患者さんの体を正確に把握し、診療を行えるように~
私は以前、宮崎県で勤務していましたが地元である佐世保市で働きたいと考え佐世保共済病院に就職しました。
佐世保共済病院は規模が大きく、行っている業務や取り扱っている医療機器が多種多様で最初は戸惑うことも多かったですが、先輩技士からのフォローはもちろんこれまで先輩技士が作ってこられた手順書などにより初めての業務でも安心して行うことができました。
私は今、先輩技士2名とME機器業務・透析療法・高気圧酸素療法の3つを交代で行っています。その中で透析療法と高気圧酸素療法は直接患者さんと接する治療で、特に高気圧酸素療法は加圧時の耳痛に個人差があり、どうにか耳痛を軽減できないか考えながら治療を行っていくのは大変ですが、それ以上に耳痛をうまく軽減できたときや治療が上手くいったときの患者さんの「ありがとう」という言葉や笑顔が見られたときに役に立てた事を実感し、やりがいを感じています。
私たちは今行っている3つの業務だけでなくもっと多くの業務に携える様にしていきたいと考えています。ここを見てくださったみなさん、私たちと一緒に佐世保共済病院と臨床工学科を盛り上げて行きませんか?
臨床工学技士について
臨床工学技士とは昭和63年(1988年)臨床工学技士法に基づいて新設された国家資格で、医師の指示の下に人工呼吸器や人工透析装置、人工心肺装置など生命を維持するための装置を操作し、その保守と点検を行うことを業務としております。
医療機器の進歩に伴い医学的・工学的な知識を持つ専門職が必要となったため作られた職種です。
当院の臨床工学科は平成17年(2005年)に設置されました。医師や看護師、コメディカルスタッフと共にチーム医療の一員として医療機器に関するサポートを行っております。