当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
- 入院基本料に関する事項について
- DPC対象病院について
- 明細書の発行状況に関する事項について
- 保険外負担に関する事項について
- 九州厚生局への届出事項について
- 厚生労働省が定める手術に関する施設基準に係る実績について
- 歯科感染防止対策に関する取組について
- 歯科外来診療医療安全対策に関する取組について
- 医療DX推進体制整備加算について
- 医療従事者の負担軽減及び処遇改善の取組について
- 医療安全対策加算について
- 感染対策向上加算について
- ハイリスク分娩管理加算について
- 後発医薬品(ジェネリック医薬品)に使用推進について
- バイオ後続品(バイオシミラー)の使用推進について
- 入退院支援加算・入院時支援加算について
- 院内トリアージ実施料について
- 外来腫瘍化学療法診療料について
- コンタクトレンズ検査料1について
- 下肢末梢動脈疾患指導管理加算について
入院基本料に関する事項について
当院では、1日の入院患者人数に対する看護職員を以下のとおり配置し、交代で24時間看護を行っています。なお、病棟・時間帯・休日などで看護職員の配置が異なります。また、病棟ごとの配置人数は、病棟に掲示しております。
急性期一般入院料1
3階南病棟、3階北病棟 4階南病棟、4階北病棟 5階北病棟、6階北病棟 |
入院患者7人に対して看護職員1人以上 入院患者25人に対して看護補助者1人以上 |
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地域包括ケア病棟2
本階4階病棟 | 入院患者13人に対して看護職員1人以上 入院患者25人に対して看護補助者1人以上 |
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特定集中治療室管理料5
ICU | 入院患者2人に対して看護職員1人以上 |
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DPC対象病院について
当院は⼊院医療費の算定にあたり患者さんの病名や診療内容に応じた包括評価と出来⾼評価を組み合わせて算定する「DPC対象病院」となっております。
医療機関別係数1.5015(2025年6⽉現在)
(基礎係数:1.0451+機能評価係数Ⅰ:0.3759+機能評価係数Ⅱ:0.0666+救急補正係数:0.0139)
明細書の発行状況に関する事項について
医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収書発行の際に、個別の診療報酬算定項目の判る明細書を無料で発行しています。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても明細書を無料で発行しています。
明細書は、使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されるものです。その点をご理解いただき、ご家族が代理で会計を行う場合、その代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
保険外負担に関する事項について
初診に係る費用の徴収について
当院は地域医療支援病院の指定を受けており、原則としてかかりつけ医療機関からの紹介状の持参をお願いしております。紹介状がない場合は、初診時選定療養費(医科、歯科)として通常の診療費に加えて7.700円(税込)の負担を頂いております。
ただし、緊急その他のやむを得ない事情により、他の保険医療機関からの紹介によらず来院した場合は、この限りではありません。
再診に係る費用の徴収について
再診患者さんの中で病状が安定し、診療所への紹介を受けた患者さんが「かかりつけ医」の紹介無しに再受診された場合、または「かかりつけ医」への紹介を当院より申し出たが引き続き当院にて診察を希望された場合(紹介状交付の有無に関わらず)につきましては、外来診療料のほかに保険外併用療養費(医科、歯科)として3,850円(税込)を徴収することになります。
この費用は、病院と診療所の機能分担を推進する観点から、自己の選択に係るものとして、初診料を算定する初診に相当する療養部分についてその費用を徴収することができると定められたもので、200床以上の地域医療支援病院に義務付けられております。
特別療養環境の提供、保険外併用療養費の徴収について
再有料個室をご希望される方は別途料金を頂いております。
その他の部屋では差額ベッドに係る料金は頂いておりません。
また、入院が180日を超える患者さんにつきましては保険外併用療養費を徴収させて頂く場合があります。
診断書、証明書及び保険外負担に係る費用
『診断書・証明書及び保険外負担に係る費用』は下記リンクよりご覧ください。
⻑期収載品の選定療養費について
診療報酬の改定により後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある薬で、外来において患者さんの希望で厚⽣労働省が指定する⻑期収載品(先発医薬品)が処⽅される場合は、選定療養費のお⽀払いが⽣じます。
九州厚生局への届出事項について
当院では九州厚生局に以下の届出を行っております。
基本診療料・特掲診療料の施設基準に係る届出
詳しくは下記『施設基準一覧』よりご覧ください。
入院時食事療養費(Ⅰ)を算定すべき食事療養の基準に係る届出
当院は、入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており管理栄養士または栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しています。
厚生労働省が定める手術に関する施設基準に係る実績について
『医科点数表第2章第10部手術通則第5号及び第6号に掲げる手術』は下記リンクよりご覧ください。
歯科感染防止対策に関する取組について
当院では、口腔内で使用する歯科医療機器などについて、患者さんごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底するなど十分な院内感染防止対策を講じています。
歯科外来診療医療安全対策に関する取組について
当院では、偶発症等緊急時に円滑な対応を行うよう院内の医科診療科と連携体制を確保し、診療に係る医療安全対策を実施しています。
また安全で安心な歯科医療環境を提供するための下記の装置、器具等を設置しています。
- 自動体外式除細動器(AED)
- 経皮的動脈血酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
- 酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)
- 血圧計
- 救急蘇生キット
医療DX推進体制整備加算について
当院では、医療DX推進体制整備加算について以下の通り対応を行っています。
- オンライン請求を行っております。
- オンライン資格確認システムにより取得した医療情報を診察室で閲覧又は活用して診療をできる体制を実施しています。
- マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
- 電子処方箋の発行や電子カルテ共有サービスなどの取組を実施しています。
- マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、お声掛け・ポスター掲示を行っています。
医療従事者の負担軽減及び処遇改善の取組について
医療安全対策加算について
当院では、医療安全管理室(医療安全に関わる業務一般を行う部署)を設置し、安全な医療を提供するための取組を行っています。
感染対策向上加算について
当院では、感染管理室(感染対策に関わる業務一般を行う部署)を設置し、院内感染防止対策のための取組を行っています。
ハイリスク分娩管理加算について
当院ではリスクが高い妊産婦や分娩に対応する施設として施設基準の届出を行っています。
- 分娩件数(2024年1月~12月)212件
- 産婦人科医師数4人
- 助産師数22人
後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用推進について
当院では、厚生労働省の後発医薬品促進の方針に従って、入院及び外来において、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用に積極的に取り組んでいます。後発医薬品の採用にあたっては、品質確保・十分安全な情報提供・安定供給等、当院の定める条件を満たし、有効かつ安全な製品を採用しております。後発医薬品への変更につきましては、ご理解・ご協力をお願いいたします。
医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画等の見直し等、適切な対応ができる体制を整備しております。状況によっては、患者さんへ投与する薬剤が変更となる可能性がございます。変更にあたって、ご不明な点やご心配なことなどがありましたら当院職員までご相談ください。
バイオ後続品(バイオシミラー)の使用推進について
当院では、厚生労働省の方針に従いバイオ後続品を積極的に採用しております。バイオ後続品は、先行バイオ医薬品と品質がほとんど同じで、同じ効果と安全性が確認された薬剤です。
(例:インスリンアスパルト、インフリキシマブ 等)
バイオ後続品を使用することによって、患者さんの薬にかかる経済的負担が軽くなります。当院ではバイオ後続品を使用することがありますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。ご不明な点がございましたら、主治医または薬剤師にお尋ねください。
入退院支援加算・入院時支援加算について
当院では、各病棟に専任の入退院支援職員を配置し、患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように、施設間の連携を推進し退院のご支援を実施しております。詳細については各病棟に掲示をしておりますのでご覧ください。
院内トリアージ実施料について
当院では、救急で受診される患者さんに対し院内トリアージを行っています。
緊急度の高い患者さんを優先的に診察することがあり、場合によっては、後から来院された患者さんを先に診察させていただく場合がございます。
外来腫瘍化学療法診療料について
当院では、外来で抗がん剤治療を受ける患者さんが安全・安心に治療を継続するために以下の体制を整備しています。
- 専任の医師・看護師または薬剤師が院内に常時1名以上配置され、患者さんからの電話等による緊急の相談等に24時間対応できる連絡体制を整備しています。
- 急変時等の緊急時に当該患者さんが入院できる体制の確保を行っています。
- 化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を定期的に開催しています。
当院で実施している化学療法レジメン集は、下記リンクよりご覧ください。
コンタクトレンズ検査料1について
コンタクトレンズ装用のために受診の方の診療にかかる費用は次のとおりです。
- 〈初診料〉291点
- 〈再診料〉76点
- 〈コンタクトレンズ検査料1〉200点
初回は初診料、2回目以降は再診料です。
上記の診療費は、コンタクトレンズの処方または経過観察の場合のみ当てはまるもので、厚生労働省が決めた保険点数です。コンタクトレンズ装用のために受診された方でも、厚生労働省が定める疾患の治療によっては、異なった診療費用を算定する場合があります。
コンタクトレンズの診療を行う医師の氏名:(令和7年5月現在)伊﨑 亮介 経験年数13年
眼科診療経験:厚生労働省の施設基準に定める経験を有しています
下肢末梢動脈疾患指導管理加算について
当院では、慢性維持透析を行っている患者さんに対し、下肢末梢動脈疾患の検査を行っています。検査の結果、専門的な治療が必要と 判断した場合は、院内の専門医が引き続き診療を行う体制をとっています。